ブックタイトル第62期報告書

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概要

第62期報告書

株主の皆様へ当連結会計年度の経営成績3期連続最高益更新株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。さて、ここに第62期(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)の営業の概況と決算につきましてご報告申しあげます。よろしくご高覧賜りますようお願い申しあげます。平成26年6月代表取締役社長近藤勝彦当連結会計年度におけるわが国経済は、海外景気の下振れリスクや消費増税後の景気後退が懸念されるものの、政府が打ち出した経済・金融政策を背景に円安・株高が進み、企業業績の回復や個人消費の持ち直しなどにより、緩やかな回復基調で推移しております。当社グループ関連業界におきましては、震災の復興を中心に公共投資は堅調に推移し、民間の建設投資も持ち直しの動きが見られるものの、労務需給のひっ迫や原材料価格の上昇が懸念されるなど、経営環境は依然として厳しい状況で推移しております。このような状況のもとで、当社は自社製品の拡販、新規販売先の開拓や休眠客の掘り起こしなどの営業活動を展開するとともに、連結子会社である三和電材株式会社との事業拡大を図っております。以上の結果、当連結会計年度の売上高は47,991百万円(前期比16.6%増)と増収になりました。利益面につきましては、売上総利益率は前連結会計年度の22.5%から1.0ポイント低下したものの、堅調な建設需要を背景にした売上高の増加で補い、営業利益は3,271百万円(同22.8%増)、経常利益は3 , 3 6 8百万円(同2 2 . 3 %増)、当期純利益は1,992百万円(同24.1%増)と増益になりました。1Kondotec Report