ブックタイトル第63期報告書

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概要

第63期報告書

株主の皆様へ当連結会計年度の経営成績株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。さて、ここに第63期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)の営業の概況と決算につきましてご報告申しあげます。よろしくご高覧賜りますようお願い申しあげます。平成27年6月代表取締役社長近藤勝彦当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動も徐々に緩和し、緩やかな回復基調が続いているものの、個人消費の持ち直しは鈍く、また、上場企業を中心に設備投資に明るい兆しが見え始めるも、力強さに欠けるなど、先行き不透明な状況が続いております。当社グループ関連業界におきましては、公共投資は堅調に推移し、民間の建設投資も緩やかに増加するものの、住宅建設は駆け込み需要の反動の影響から抜け出せず、また、人手不足や円安による資材価格の上昇などもあり、依然として厳しい状況で推移しております。このような状況のもとで、当社は自社製品の拡販、新規販売先の開拓や休眠客の掘り起こしなどの営業活動を展開するとともに、連結子会社である三和電材株式会社との事業拡大を図っております。以上の結果、当連結会計年度の売上高は49,168百万円(前期比2.5%増)と増収になりました。利益面につきましては、売上総利益率は前期の21.5%から0.4ポイント低下するも売上増加により、営業利益は3,303百万円(同1.0%増)、経常利益は3,408百万円(同1.2%増)となりました。なお、課税所得の減少により当期純利益は2,098百万円(同5.3%増)と増益になりました。1Kondotec Report