ブックタイトル第64期報告書

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概要

第64期報告書

株主の皆様へ当連結会計年度の経営成績株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。このたびの平成28年熊本地震により被災された皆様方には、心よりお見舞い申しあげますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申しあげます。さて、ここに第64期(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)の営業の概況と決算につきましてご報告申しあげます。よろしくご高覧賜りますようお願い申しあげます。平成28年6月代表取締役社長近藤勝彦経常利益ベースで5期連続最高益を更新当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善が進み、賃金も持ち直しの動きがみられましたが、設備投資や個人消費は横ばい圏での動きにとどまっており、また、為替や株価は大幅に変動し、中国や新興国の経済減速による海外景気の下振れ懸念などもあり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。当社グループ関連業界におきましては、住宅建設はおおむね持ち直しの動きがみられるものの、公共工事は減少が続き、地域経済の景況感を悪化させる要因となっており、停滞感を強めながら厳しい状況で推移しております。このような状況のもとで、当社は自社製品の拡販、新規販売先の開拓や休眠客の掘り起こしなどの営業活動を展開するとともに、産業資材、鉄構資材、電設資材においてユーザーのニーズを的確にとらえ、付加価値の高い製品の開発と商品調達機能をさらに強化し、連結子会社との事業拡大を図ってまいりました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は50,211百万円(前期比2.1%増)と増収になりました。利益面につきましては、販売費及び一般管理費では荷造運搬費などの増加はあったものの、売上総利益率は前期の21.1%から0.1ポイント上昇し、営業利益は3,441百万円(同4.2%増)、経常利益は3,544百万円(同4.0%増)となりました。なお、法人税等の減少があり、親会社株主に帰属する当期純利益は2,239百万円(同6.7%増)と増益になりました。1Kondotec Report