ブックタイトル第64期中間報告書

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概要

第64期中間報告書

株主の皆様へ当第2四半期の連結経営成績1株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。さて、ここに第64期第2四半期(平成27年4月1日から平成27年9月30日まで)の営業の概況と決算につきましてご報告申しあげます。よろしくご高覧賜りますようお願い申しあげます。平成27年11月代表取締役社長Kondotec Report近藤勝彦当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済・金融政策などの効果を背景に、企業収益や雇用情勢の改善が進み、設備投資に持ち直しの動きがみられるなど、緩やかな回復基調が続きましたが、一方で、円安による原材料価格の上昇や中国経済の急激な減速懸念などもあり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。当社グループ関連業界におきましては、公共工事は減少が続き、地域経済の景況感を悪化させる要因となっており、また、人手不足等による工事の着工時期や進捗の遅れなどの懸念材料も依然として残っているなど、徐々に停滞感を強めながら厳しい状況で推移しております。このような状況のもとで、当社は自社製品の拡販、新規販売先の開拓や休眠客の掘り起こしなどの営業活動を展開するとともに、産業資材、鉄構資材、電設資材においてユーザーのニーズを的確にとらえ、付加価値の高い製品の開発と商品調達機能をさらに強化し、連結子会社との事業拡大を図ってまいりました。以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は24,771百万円(前年同期比4.5%増)と増収になりました。利益面につきましては、販売費及び一般管理費では電設資材で前期にて貸倒引当金の戻し入れ51百万円、上場20周年の特別賞与21百万円などの特殊要因が影響し、営業利益は1,593百万円(同3.7%減)、経常利益は1,651百万円(同3.4%減)となりました。なお、法人税等合計の減少があり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,076百万円(同8.5%増)と増益になりました。