ブックタイトル第65期報告書

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概要

第65期報告書

株主の皆様へ 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。 さて、ここに第65期(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)の営業の概況と決算につきましてご報告申しあげます。 よろしくご高覧賜りますようお願い申しあげます。代表取締役社長近藤 勝彦平成29年6月当連結会計年度におけるわが国経済は、所得・雇用環境の改善、輸出や生産の持ち直しを背景に、景気は緩やかな回復基調が見られましたが、個人消費の回復は力強さを欠いたものとなりました。また、米国新政権の政策の実現性、英国のEU離脱問題、中国をはじめとした新興国経済の下振れリスクなどもあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。当社グループ関連業界におきましては、公共投資は堅調さを維持するものの、住宅投資はおおむね横ばいから弱含みに転じて推移するなど、建設需要は引き続き厳しい状況で推移しております。このような状況のもとで、当社は自社製品の拡販、新規販売先の開拓や休眠客の掘り起こしなどの営業活動を展開するとともに、産業資材、鉄構資材、電設資材においてユーザーのニーズを的確にとらえ、付加価値の高い製品の開発と商品調達機能をさらに強化し、連結子会社との事業拡大を図ってまいりました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は50,410百万円(前期比0.4%増)と増収になりました。利益面につきましては、販売費及び一般管理費の増加はありましたが、製造原価や仕入原価の削減に取り組み、売上総利益率は前期の21.2%から1.0ポイント上昇し、営業利益は3,516百万円(同2.2%増)、経常利益は3,614百万円(同2.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,497百万円(同11.5%増)と増益になりました。営業利益ベースで5期連続最高益を更新当連結会計年度の経営成績1 Kondotec Report