ブックタイトル第67期報告書

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概要

第67期報告書

株主の皆様へ 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。 さて、ここに第67期(2018年4月1日から2019年3月31日まで)の営業の概況と決算につきましてご報告申しあげます。 よろしくご高覧賜りますようお願い申しあげます。代表取締役社長近藤 勝彦2019年6月当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善等を背景に、景気は緩やかな回復基調が続いておりますが、米中貿易摩擦等により輸出や生産の一部に弱さがみられるなど、先行き不透明な状況も続いております。当社グループ関連業界におきましては、底堅く推移してきた公共投資が弱含んでいるものの、住宅投資は概ね横ばいで推移し、設備投資は増加するなど受注環境は堅調に推移しております。一方で、企業収益の改善に足踏みがみられる他、材料の調達難や人手不足による物件の進捗遅れが解消されないなどの厳しい状況も見受けられます。このような状況のもとで、当社グループは自社製品の拡販、新規販売先の開拓や休眠客の掘り起こしなどの営業活動を展開するとともに、産業資材、鉄構資材、電設資材の各セグメントにおいて、商品調達機能の強化やユーザーニーズを的確にとらえた付加価値の高い製商品の開発・提供により事業拡大を図ってまいりました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は57,828百万円(前期比9.5%増)と増収になりました。利益面につきましては、製造原価や仕入価格が上昇したものの販売価格への転嫁などにより、売上総利益率がほぼ横ばいとなったことに加え、販売費及び一般管理費の増加を増収効果で吸収した結果、営業利益は3,907百万円(同10.5%増)、経常利益は4,023百万円(同10.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,748百万円(同8.9%増)と増益になりました。売上高、利益ともに過去最高を更新当連結会計年度の経営成績1 Kondotec Report