ブックタイトル第68期報告書
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第68期報告書
株主の皆様へ 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。 さて、ここに第68期(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の営業の概況と決算につきましてご報告申しあげます。 よろしくご高覧賜りますようお願い申しあげます。代表取締役社長近藤 勝彦2020年6月当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に景気は緩やかな回復基調が続いておりましたが、2019年10月の消費税率引き上げに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による実体経済への影響懸念等、先行きの不透明さが増す状況が続いております。当社グループ関連業界におきましては、個人消費が持ち直し、公共投資も堅調に推移する一方で、概ね横ばいで推移していた住宅投資が弱含む他、高い水準で底堅く推移してきた企業収益も製造業を中心に弱含む状況で推移していたところ、当連結会計年度末にかけて発生した新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、先行き不透明な状況となっております。なお、当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当連結会計年度の業績への影響は限定的に留まっております。このような状況のもとで、当社グループは新規販売先の開拓や休眠客の掘り起こし、新商材の拡販などの営業活動を展開するとともに、海外市場への展開などの成長戦略に取り組んでまいりました。また、2020年2月に東海ステップ株式会社を子会社化するなど、事業拡大を図っております。以上の結果、前連結会計年度に子会社化したテックビルド株式会社の売上高が寄与し、当連結会計年度の売上高は60,599百万円(前期比4.8%増)と増収になりました。利益面につきましては、人件費等の増加やテックビルド株式会社の子会社化に伴い販売費及び一般管理費が増加したものの、製造原価や仕入価格上昇分の販売価格への転嫁を進めたことにより、売上総利益率が改善した結果、営業利益は4,085百万円(同4.5%増)、経常利益は4,177百万円(同3.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,875百万円(同4.6%増)と増益になりました。売上高、経常利益ともに過去最高を更新当連結会計年度の経営成績1 Kondotec Report