- 2025年度 新・大阪本社ビル完成 -
2025年度
- 新・大阪本社ビル完成 -
多様な人材が活躍できる環境DIVERSITY
当社大阪本社社屋および倉庫棟は、竣工から約50年が経過し、建物・設備の老朽化が進んでいることから、建替を実施しました。
新社屋は、SDGsの目標達成に向けた取組と人的資本の強化を具現化するオフィスとして構築しています。「ZEB Ready」(注)認証を取得し、省エネ設備および再エネ(太陽光発電)の活用によりエネルギー消費量を約半減。さらに、地上外構、建物バルコニー・屋上等の緑化によって地域景観との調和と快適な環境づくりを実現しました。
また、多様な働き方を支える執務環境やリフレッシュスペースを設け、社員のエンゲージメント向上を図っています。併せて、幹線道路(中央大通)沿いという立地を活かし、ブランド価値の向上を図るとともに、グループ拠点の集約によるシナジー効果の創出を目指します。
(注)ZEB Ready とは
「ZEB」とはNet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支ゼロを目指した建物「ZEB」を見据え、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の削減に適合した建築物。
特徴FEATURE
様々なエコ手法を採用した
サスティナブルオフィス
グリーン鋼材使用トルシアボルト
(S10T)の初採用
新社屋では、鉄骨接合部に使用するトルシアボルト(S10T)として、JFEスチール株式会社のグリーン鋼材「JGreeX®」を使用した「トルシアボルト(S10T)」(日本ファスナー工業株式会社製)を国内で初めて採用した鉄骨建築物となります。
グリーン鋼材「JGreeX®」は、JFEスチール株式会社のCO₂排出削減技術により創出した削減量を任意の鋼材に割り当てることで、鉄鋼製造プロセスにおけるCO₂排出量を大幅に削減した鉄鋼製品です。
今回の採用により、鉄骨接合に関する環境負荷の低減に貢献します。
また、当社でもこのトルシアボルトを販売しており、顧客ニーズに応じた提供が可能です。
末永い発展を支える安心安全な施設計画
BCP(事業継続計画)の策定
近年、地震や暴風雨など自然災害は大きな脅威となっている中、南海トラフ地震など予想される災害に対して、人命はもちろん、最低限の本社機能を守り、維持することが必要と考え計画しました。
災害後も施設機能を継続させる
- 事務所棟は靭性に優れた鉄骨純ラーメン構造、倉庫棟は強度型の鉄骨ブレース構造
- 本社機能継続のため、耐震性は建築基準法の1.25倍の構造耐力
- 液状化が生じる可能性が高い敷地であることから、地下30m付近を支持層とする杭基礎構造を採用
- 災害時の浸水に備えて、キュービクルは倉庫棟屋上、サーバー室はオフィス棟最上階に配置
- 建物躯体を利用した緊急排水槽、簡易ろ過機を併設した貯留槽を設けることで、災害時でもトイレが利用可能
- 太陽光発電により、昼間は照明やポンプなどの継続利用が可能
地球環境に貢献するエコオフィス
カーボンニュートラルの実現に向けた
「ZEB Ready」建築
- 2030年までに業務部門においてはCO2排出量51%削減の目標が政府より掲げられ、喫緊の課題となっています。
- 本件では、省エネの推進と再生エネの導入を行い、エネルギー消費量を50%削減した「ZEB Ready」建築を目指します。
- 弊社在籍のZEBプランナー登録設計者が、様々なパッシブ手法(自然採光・高断熱化)とアクティブ手法(高効率機器・システム)の中から、費用対効果に優れた最適な環境配慮手法を採用しました。
LCCの削減・様々な省エネ手法により、
年間の光熱費を45%削減します
- 建築仕上材は耐久性や清掃性がよいものを選定し、設備機器はメンテナンスや更新がしやすい機器、材料を選定。
- 空調機は間仕切変更や増移設に対応しやすい電気式パッケージ方式を選定し、維持管理費を削減。